未来の真ん中の足跡

今を、一瞬を、見つめ続けるために

はじめまして、薮くん。

 

 

 

9/23

薮くん入所16周年!

 

去年はキリのいい15周年だったから薮くんへのメッセージを添えた画像を作ったけど今年は何しようかな〜

薮くんの好きなところ16個書き出そうかな〜無駄に長く重くなってしまいそうだな

いつか書こうと思ってる薮くんを好きになってからの今までの思い出でも綴ろうかな〜いや今からじゃ間に合わないだろうな

15年目の薮くんのお仕事まとめようかな〜いやそれは年末書く予定のエントリーとかぶるな

これもいつか書こうと思ってるジャニオタvsオタ活反対家族の攻防戦日記…は今日に相応しくないな(笑)

 

いろいろ考えたけどあんまりいい案が思いつかなくて、結果完全にはてブの使い方を誤った自己満エントリーになるけど薮くんのことを初めて知った時のことを思い出して浸ろうと思いこのエントリーを書くことに決めました。

 

 

私が薮くんのことを初めて知ったのは16年前の今日……から半年ほど経った春のこと。

Since2002.◯.◯〜♡とか言える可愛いオタクじゃないから詳しい日付は覚えてないけど新学期が始まったばかりだった気がするなあ。

 

 

 

イタイと思われるかもしれないけど、

全部が奇跡で、偶然で、でも必然で、運命だったと本気で思ってるんだ。

 

だってたーくさんのアイドル、タレントがテレビの中で笑ってるこの時代の中でゆくゆくは"自担"と呼べる人を見つけた瞬間。

 

他人から見たらなんてことないかもしれない出会いだって誰だって自分にとったらこれから始まる物語の華々しい幕開けのはず。

 

 

よく好きになったきっかけを話すと「なにそれ~」と笑われることが多いし私自身もネタとして提供してしまうことも多いけれど、それは私にとっていつまでもトクベツな出来事。

 

あの日、普段テレビも滅多に見ないしジャニオタもいない我が家で何故か少クラがついていたのも、反抗期を迎えて家族と過ごす時間を嫌がっていたお兄ちゃんがリビングにいたのも、お兄ちゃんのクラスに熱狂的なジャニオタがいてなぜかお兄ちゃんが薮くんのことを知っていたのも全部全部

普段こんなこと言わないけれど、薮くんとの最初の奇跡で運命。

(自分で言っててもちょっと恥ずかしいけど)

 

 

私が薮くんを好きになったきっかけ。

 

顔がかっこいいから、歌が上手いから、推されてるから、笑顔が可愛いから……

こういう理由だったら胸を張って振りまいてたと思う。

実際7年前くらいまでは本当のきっかけがあまりにも子供っぽすぎて恥ずかしくてこんな風に説明してた気がするな…。

 

 

本当のきっかけはずばり、

「薮」って漢字がかっこよかったから。

 

あの日、何故かついていた少クラ。

見たくてつけていたわけではないし、親がジャニーズをあまり好きではなかったせいか興味も知識もなかった私は特段視聴意欲もなかった。

 

ボーっとテレビをただ眺めていた私に向かって、絶賛反抗期のお兄ちゃんが突然話しかけてきた。

ほんとに突然。

 

「これ、なんて読むか知ってる?」

 

お兄ちゃんが指さしたのは「薮宏太」のテロップ。

その3文字はすぐに消え、私がわからない意思を表示したときには画面の中では違う男の子が歌って踊っていたと思う。

 

 

当時周りに「薮」がつく苗字の友達もいなかったし馴染みのある場所もなかった私は「薮」が「やぶ」だということをこの時初めて知った。

 

 

その日から「薮」という名前が、そしてその男の子が気になって仕方なかった。

惹かれていた。

 

 

残念ながら15年以上も前のことを事細かに思い出せるような記憶力は持ち合わせていないしその後の自分の具体的な行動は曖昧だけど、とりあえず次の日学校で友達の前で「薮」を書いて見せて自慢したことは覚えている。

お兄ちゃんに薮くんについて聞きまくったことも覚えているし、お兄ちゃんのクラスの熱狂的なジャニオタ(誰担だったのか未だにわからない笑)がわざわざ家まで私を見に来て薮くんのシールをくれたことも覚えている。

そのシールをゲームボーイアドバンスの裏に貼ってたことも、それを見た同級生の男子に男好き〜と囃し立てられて泣きながら剥がしたことも覚えている(笑)

そしてそれから1年ほどしてできたお兄ちゃんの彼女が翔央くん担で、彼女が私のオタクのバイブル的存在となる……

 

 

昔から1度気になるととことん追求したいタイプだった。

 

「薮」が読めなかったことが、私の気になるスイッチを押した。

 

 

もしあの時、お兄ちゃんが私に話しかけてこなかったら

もしあの時、私が最初から「薮」を読めていたら

 

私はあの時薮くんに惹かれなかったかもしれない。

 

テレビの中で歌い踊るたくさんの男の子の1人という認識のままだったかもしれない。

 

薮くんに出会っていなかったかもしれない。

 

 

 

くだらない、しょーもない、と思われるかもしれない。

 

決してロマンチックでも刺激的でもないけど私にとっては大切な思い出。

 

 

薮くんとともに(私が勝手に) 歩んだ15年の物語のプロローグ!

 

 

この時はまさか15年先もこの人を好きでいるなんて思ってなかったけど。

 

 

でも今こうやって、私が薮くんを好きでい続けられるのは薮くんがステージに立ち続けてくれているから。

 

16年間、アイドルでいてくれてありがとう。

輝き続けてくれてありがとう。

 

 

17年目はどんな景色が見せてもらえるのか、楽しみで仕方ないです。

 

 

16周年おめでとう。

って言葉が正しいのかわからないけど、16年間ありがとう。

 

 

 

16年前の今日、サッカー少年だった小さな背中に大きな声で

 

 

はじめまして、薮くん!

これからずーっとよろしくね!!