未来の真ん中の足跡

今を、一瞬を、見つめ続けるために

愛し抜けるポイントはいくつ生まれても‐薮宏太くんの10,000字インタビューを読んで


5月23日発売のMyojoに掲載された薮くんの10,000字インタビューに関する感想エントリーです。

ちょうどはてなブログさんに「前回の更新から1か月経つけど元気でやってますかー」とお気遣いいただいていたところなのでこの記事を書くことに決めました。

思ったことをひたすら並べようと思います。
ツイッターの下書きに溜まってたものをなんとか繋ぎ合わせて文章にするつもりなのであまり推敲しません悪しからず。脈絡もないかもしれません。


過去のエントリーでも述べたように私はロングインタビューの需要は新情報の有無ではなく情報の整理だと思っています。
特に薮くんのお話は点をばらまいているようで今回のような機会に全てがスッと繋がって直線になって心にストンと落ちる、という感覚を覚えることがよくあります。
でもその直線に終点はまだなくあくまで作成途中でまだまだこれからどんな方向にでも伸びていく可能性を持っているものだと思っています。
それにしても今回は新情報と言えるものが多かった印象です。
いや、たぶん新情報が多いというより「欲しかったものがきた」という印象故に満足感が高いのだと思います。
その「欲しかったもの」については後述します。

さて、毎度よろしく前置きが長くなってしまいましたが所感をちらほら…


薮くんの10,000字インタビューは10年の振り返りから始まりました。

"あのときはピンチだった"なんて今になって言うのは、ファンに失礼だと思うんだよね。

"あの時期はピンチだったよ"なんて言うのは、そのときの僕たちを見て、好きになってくれた人たちの思い出を否定するようでイヤなんだよね。

薮くんのこの考え方が本当に優しくてとても好きです。
2月頃のテレビ誌でのコントラスト対談が記憶に新しいです。
そのときも薮くんは「どんな時期のJUMPも好きだと思ってくれてきた人の時間を塗り替えたくない」と語っていて心からかっこいいなと思いました。

そしてやっぱり薮くんにとって10周年は1つの区切りではあるけれど通過点に過ぎないんだな、と。
これも他の媒体でもよく話していたことだけれど、薮くんは10周年を楽しみにしているファンのことは大事に思ってくれているけど薮くん自身の照準はすでに先の15周年、20周年にあてられていることが改めて感じられました。
どっちにしろ薮くんがいるだけでヘラヘラしてしまうオタクなので10年目だろうが11年目だろうが何年目だろうが薮くんの活躍を目にすることができるならなんでも嬉しい(笑)
20周年の時には37歳になってる薮くん。薮宏太(37)の表記を妄想するだけで楽しい。
末長く活躍することを期待してます!!!

このくだりの中で薮くんは"昔からのファン"について言及してました。
この類の話が出ると毎度思うのが、残念ながら私は薮くんが把握している"昔からのファン"ではないな〜ということ。
しかし開き直りに思われるかもしれないけど私はそのことを悲観していないし、寧ろ「薮くんが知らないだけで薮くんのこと昔から見てる人はもっともっといるんだぞ〜!知らなかったでしょ〜!」と得意に思ったりもします(笑)

コンサート直前はとても緊張すると言う薮くん。去年の有吉ゼミでコンサート前に「俺はかっこいい」と何度も自分に言い聞かせているという話をしていて少し悲しくなったことをよく覚えています。
こんなにかっこいのに、こんなに素敵な人なのに、こんなに大好きなのに、私たちの前に出る直前までそんな不安と闘っているなんて。
カッコ悪いから人前で泣きたくないと言っていた薮くんはあの日満員の客席を見渡して涙を流した。
すっかり大人になった薮くんは今、満員の客席を見て"全員が味方"だと気付くと語ってくれる。
甘やかな言葉も薮くんというアイドルが作り出す1つのエンターテイメントだからもちろん嬉しいけれど、薮くんの心根にアイドルとファンが本来の距離を保ったままファンの存在意義を確立するものがあると垣間見える言葉がとても嬉しいです。

薮凸薮北の話題にも触れていて嬉しかったです。年齢差を感じさせない関係であっても"年上の友達"っていう事実が薮くんを支え保ち続けてくれたのかなって思いました。


そして話題はメンバーそれぞれに対する薮くんの想いへ。

いや〜ひかるくんの話多かったなあ!
山田くんの時も裕翔くんの時も名前だして、ひかるくんの話自体も長かった。

知念くんから言われて嬉しかったって言ってた言葉は去年の6月のテレライプレミアムで初出しの情報だったなあと復習。
あれからしばらく経ってるのにまだ嬉しかったって話すんだからよっぽど嬉しかったんだろうな。

24時間テレビの後のグループメールで「大好きだよ」の流れが照れ臭かった薮くんは下ネタ投下したって言ってたけど、薮くんみたいな公式で放つ下ネタがたいして面白くない人ほど内輪で放つ下ネタはめっちゃえぐくて超男子なんだろうなって勝手に思ってます(笑)

ひかるくんとのサシメシは何回か行ってるのか、それともプール帰りのやつを何回も話してるのかどっちだ?と思っていたのですがどうやら後者だったみたいで。
でも膝と膝どころか顔がくっつくぐらいの距離でご飯食べてたなんて知らなかった!
だって薮くん他の雑誌でひかるくんと行ったお店のこと「落ち着いていて居心地のいい雰囲気の店」って言ってたのに!
ひかるくんから電話で誘われた時に「サシ!?」と聞き返したってエピや、ご飯中ずっと「近けー、近けー」と思っていたっていう話から薮くんがなんだか終始ソワソワしてる感じがあって可愛い。
もう少しだけって何度もねだる薮くんも可愛い。4回引き止めるって彼女でもなかなかできないぞ。
友達が少ないことを打ち明けたひかるくんにだったら俺が友達になってやるよ!と言った薮くん。
去年やぶひかの蜜月時代だと思って見ていたあれやこれはやぶひかお友達時代の幕開けだったのか!
14年の時を経て"友達"になったやぶひかの今後が楽しみです。

そして話題はあの日の話へ…。
きっとこれからも忘れることのない1月19日の出来事。
ジャニーズアイランドにひかるくんと2人でYa-Ya-yahとして登場した日のこと。

正直、薮くんの口からジャニアイの話は今出ている以上のことは聞けないものだと思っていました。
ずっとずっと欲しかった話だけど内心諦めていた話。
このジャニアイの話こそ先に述べた"欲しかったもの"です。

Ya-Ya-yahとして出ようと提案したのはひかるくんだと聞いていたからてっきりひかるくんが全ての言い出しっぺなのかと思っていました。
薮くんが直接ジャニーさんに出たいと電話したんですね。そしてひかるくんを誘ったのも薮くん。
私はこの日、「ジャニーさんの中にまだYaがあったんだ!やぶひかがあったんだ!」と歓喜したものでしたが、厳密に言うとそうではなかったようです。
薮くんとひかるくんの中にYaがあってこそのステージだったのだと思うと胸が熱くなりました。

いっしょに出るなら光だなって決めてた。

俺と光はJr.に入ったときからジャニーさんに特にお世話になってきたから。これは、ふたりで出るべきだなって。光を誘ったら"いいよ"って即答してくれて

やぶひかでステージに立つことに薮くんがこんなに想いを込めてたなんて知らなったよだって頑なに話してくれないし

ひかるくんと2人でYa-Ya-yahの曲を歌うと決めたものの「本当にこのタイミングでいいのか」という葛藤があったと語る薮くん。
Yaの曲を歌うのはJUMPになってから初めてと言っていたけど実際JUMPになってからも何度か歌ってくれている。
だからこの言葉の真意はYaの曲をYa-Ya-yahとして歌うのは初めてってことかなと思いました。
それなのに自分たちのことを昔から応援してくれている人たちの前で歌わなくていいのかという葛藤。
正直私もあの日喜びと驚きでパニックになる中、そのことについて「なんで?」と思ってしまっていました。
だから薮くんがこうやって「葛藤があった」と語ってくれたことや、歌うことを決めた理由を教えてくれたことがとても嬉しかったです。

俺らがYa-Ya-yahとして歩んできた時間というのは、疑いようもなく歴史に刻まれてるはずだから。

俺や光の中にだけじゃない。いろんな人の心の中にもYa-Ya-yahというグループは今も存在してるんだなって。それは、やっぱりすごくうれしいし、きっと何かを揺さぶるグループだったから記憶してくれてるんだなって。だったら、たしかに今はJUMPの薮宏太だけど、過去をナシにするのはおかしいよね。Ya-Ya-yahというグループの一員だったことは、薮宏太という人間を形成する上で、欠かすことのできない要素なんだって、今は思うよ

ちょっと油断していたんです。きゅっと気持ちを引き締めてから読み始めたはずなのに、ロングインタビューも後半に差し掛かり薮くんへの好きがたくさん積もって幸せな気持ちになってちょっと心が緩んでいたんです。まさか今の薮くんがYaの話をこんなにしてくれると思わなくて、少しの油断はあっという間に隙を作り、薮くんの言葉は漏れなくその隙に入り込み、気がついたら号泣していました。
Yaを忘れようとも忘れたいとも思ったことはないけれど、心のどこかでいつまでもYaを忘れることができない自分に、いつまでも縋ってしまう自分に負い目を感じていました。
それは薮くんがいつも前を見ている姿を見せてくれていたから。
ここで自分の過去エントリーの引用を失礼します。

デビューして間もないころは「昔の曲も歌っていきたい」と薮くんも言っていたけれど、時が経つにつれて薮くん本人からそういう発言はあまり聞けなくなったと気がする。過去を捨てるような人ではないと勝手に思っている。ただ、グループの最年長としての立場が、いつもアンテナを高くして各方面に気を配る優しさが、薮くんに過去を振り返る発言をさせてくれなかったのかなと思う。

グループを愛している薮くんを見て私もJUMPの薮くんを好きにならなきゃいけないと思いました。
だからと言ってもちろん無理して好きになったわけではないし、どの時代の薮くんだって好きです。
それでも筆舌に尽くし難いもどかしさがあって苦しい思いをしたことが幾度もあります。
そんな気持ちを薮くんの言葉が救ってくれた気がしました。
薮くんはやっぱり過去を捨てるような人ではなかった。過去を振り返る発言をあまりしなかったことも薮くんの優しさだと思っているし、あの日あの場所でひかるくんを誘ってYaの歌を歌うことを決意してくれたことだって薮くんの優しさだと思ってます。
私の心の中に確実にYaは存在していて、"Yaの薮くんを好きだった"という事実は私の人生を形成する上で欠かせない要素です。
烏滸がましい考えであることは重々承知ですが、薮くんの言葉のおかげで自分の存在が認められたような気がしました。
そして薮くんの心の中にはYaが存在しているという事実を知りながらこれから先の薮くんを応援できることをとても幸福に感じます。
あと、"Ya-Ya-yahというグループの一員"という言葉に翔央くんや太陽くんの存在をなんとなく感じられてうれしかったです。私の勝手な感性だけど。
次やるとしたらJUMPのファンの前でやりたいって言葉を信じて未来を楽しみにしてます。
薮くんジャニアイの話をしてくれてありがとう、Yaの話をしてくれてありがとう。

そしてインタビューはいよいよ終盤へ。
話題は薮くん自身の変化について。
既にずびずびに泣いていたのにさらに涙が溢れてきて止まりませんでした。

チカラウタの放送時、ツイッターのタイムラインが薮くんへの愛で溢れていたことをよく覚えています。
その愛は呟きには止まらず叫びであり悲鳴であるようにも思えました。

"薮くんがいちばん"、そう思ってくれる人がいるなら、その人のために絶対に腐っちゃいけないし、スネてるヒマも、絶望してるヒマもないなって。

めちゃくちゃかっこいいと思いました。
薮くんの「ファンレターは全部読んでるよ」っていう発言が大好きです。
「アイドルとして光の部分だけを見せたい」という発言も大好きです。
私は薮くんの"アイドルを全うしようとする姿勢"を見せてくれるところが大好きです。
ファンレターを読んでファンに気づかせてもらったことがある、だから頑張ろうと思う。
薮くんはアイドルとファンが正しい距離を保ったまま相乗効果を生むという綺麗事にも思える理想を具現化してくれているから本当にかっこいいし心から尊敬します。
薮担でよかったと心から思えるし、これからも薮担でいたいと思います。

僕はずっと、誰かの唯一無二でありたいって想いがあって、それは誰に対しても。ファンに対してはもちろんだし、メンバーひとりひとりに対しても絶対にいなきゃいけない存在になりたいって思ってる。"薮がいなきゃダメだ"って思わせたい人なの(笑)。

こういう力強い言葉を聞けるのは本当に嬉しい!
実際にここ最近薮くんはサッカーのお仕事をしていてそれは確実にJUMPの中だったら薮くんにしかできないこと。
私にとっては薮くんはずっとずっと唯一無二の存在だったけれど、世間的に、お仕事的に薮くんが今よりもっとそういう存在になってくれたら幸せだし、それを目指してくれていることが嬉しい。
これからもずっとついていかせてください。
「"薮がいなきゃダメだ"って思わせたい人なの(笑)。」の最後の「(笑)」がとても好きでした。
自分の真面目な話をしてると照れ臭くなっちゃったのかなと思うと薮くんがめちゃくちゃ薮くんでとっても好きでした。真剣な話もどこか冗談めかせ湿っぽい空気にならないようにいつも笑ってる薮くんを感じました。


細かく長々と書きましたが今回の10,000字インタビューは満足度も高かったし何より薮担で良かったと心の底から思えるものでした。
私は本当に素敵な人のファンになれたんだなあと思いました。
そんな人をこれからも100%全力で追いかけたいです。
きっとこれからもっともっと幸せにしてもらえる、なんて信じているから。
薮くんだーいすき!薮くんの未来に乾杯!